台湾の暮らしをつづった日記の所蔵を促し、一般の人々の思い出をさまざまな形で保存していくことを目指し、中華民国(台湾)の最高学術研究機関、中央研究院の台湾史研究所と国家発展委員会(日本の省レベル)檔案管理局、高雄市立歴史博物館が共同で行う「生活中的記憶―台湾日記特蔵展(暮らしの中の記憶―台湾の日記特別展)」が22日に開幕した。
展示されるのは日記の形態や構成、台湾の人々によりつづられた日記について、台湾史研究所檔案館のデジタルアーカイブで保管された貴重な日記12種を中心とした内容で、詩作に取り組んだ陳懐澄、林献堂、作家の呂赫若、音楽家の高慈美ら著名な人々の日記を紹介している。
特別展の会期は6月22日から9月18日まで、毎週月~金の9時~17時となっている。会場は台湾北部、新北市新荘区の国家発展委員会檔案管理局展示ホール。