2024/12/27

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政治

台湾、EUとの産官学交流で食品安全管理強化へ

2015/06/23
台湾とEUは22日、台北市内で食品の安全性問題に関するシンポジウムを開催。毛治国行政院長(首相=左から二人目)は会場で農産物の生産履歴を追跡する方法を確認する。(中央社)

近年、EU欧州連合の加盟国、及び中華民国(台湾)では食品の安全性に関する事件が複数起きており、「食の安全」は双方の政府、業界、人々にとっての関心の的となっている。行政院(内閣)食品安全オフィスはこのほど関連の政府機関と民間団体を招き、22日から27日まで、「台湾の食品、安心の出航」を目標に掲げて「食品安全ウィーク」を実施している。

中華民国政府とEUは毎年、食品の安全性に関する議題及び管理について互いに交流している他、近年はさらに、食品に関する開かれたシンポジウムを通して産官学の対話を強化し、双方の交流をより全面的かつ深いものにしている。

毛治国行政院長(首相)は22日、「食の安全」は政府による管理だけに頼ることはできず、企業による自主管理の強化、政府による協力と指導、厳格な検査によって発展を図り、源流管理、並びに三段階での品質管理による食品管理政策を着実に行なっていくことが大切だと強調。また、国民全体が共に参与し、監督することも必要であるとの見方を示した。

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