食品の安全管理を認証する「GMP(製造工程管理)認証」制度が今年度、民間に移管されるに当たり、GMPを20年以上推進してきた台湾優良食品発展(TQF=Taiwan Quality Food)協会が業務を引き継ぐことになった。TQF協会は先ごろまでに、台湾優良食品認証制度製品検証プランの策定を済ませ、国際的な食の安全規範制度を採用、原産地の管理と透明化を強化するとともに、第三者公正機関による監視を取り入れることでより社会的な信頼性を高める方針だ。
同協会はまた、国際的な食品の品質安全メカニズムとのリンクを進め、この制度が世界食品安全イニシアチブ(GFSI)からの認証や評価を受けることで、TQF認証を受けた台湾の食品メーカーを、世界の他の食品安全認証を受けた外国メーカーと同水準に押し上げ、台湾の食品産業の国際競争力を高めたいとしている。