2024/12/27

Taiwan Today

経済

台湾のパブリックアート、日本で夢を織る

2015/06/26
インスタレーションなどを手掛ける台湾の有名アーティスト、王文志さんは、日本・新潟市の「水と土の芸術祭」で招待作品が展示されることとなった。今回が3度目で、これまでに王さんの作品が地元の宝くじ(写真)のデザインに使われたこともある。(中央社)

文化部(日本の省レベル)と中華民国の駐日経済文化代表処(駐日大使館に相当)台湾文化センターは、インスタレーションなどを手掛ける台湾の有名アーティスト、王文志さんのチームを後押しし、日本・新潟市の「水と土の芸術祭」で招待作品が展示されることとなった。今年で3度目。芸術祭は7月18日から10月12日までで、王さんが新潟のために制作した大型のインスタレーション『新潟織夢』が展示される。この作品は日本の天然素材である牡蠣の殻や大型の竹を編んで創り上げた芸術体験空間となっている。

一方、同じくインスタレーションアーティストである林舜龍さんのチームと絵本作家の幾米(ジミー)さんも、7月26日から9月23日にかけ、新潟県越後妻有(十日町市・津南町)の「大地の芸術祭」でオリジナル作品を展示する。作品は、現地の森林や村落の世帯の廃棄物などを生かすとともに、台湾の「差事劇団」と協力し作品に沿ってパフォーマンスが繰り広げられる。ジミーさんの作品はJR飯山線の土市駅と越後水沢駅で展示され、ジミーさんのスタイルと新潟の自然がとけ合い交流する作品が楽しめる。

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