台湾北部、新北市のテーマパーク、八仙海岸(フォルモサ・ファン・コースト)水上楽園(ウォーターパーク)で27日起きた爆発事故で、多数の行楽客がやけどを負うという惨事になったことを受け、内政部(日本の省レベル)の陳威仁部長(大臣)は28日午前、緊急会議を開き、イベントにおける可燃性微粉末の使用を禁止すると発表した。今後の可燃性粉末の管理について、同部はすみやかに関連部署を集めて管理規範の制定を検討する。
内政部警政署によると、事故発生直後、直ちに「事故対応指揮本部」を設置し、けが人の救助や周辺の交通整理、現場の治安維持などに取り組んだ。事故直後、現場では救急車や消防車が不足していたため、警察では動かせる警ら車両をすべて動員したほか、RV車や大型バス、軍用車まで緊急利用してけが人の運搬を支援し、すみやかに治療が受けられるよう努めた。