2024/12/26

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政治

爆発火災事故の負傷者に日本企業がシリコンガーゼ寄付

2015/07/02
先月27日に起きた爆発火災事故の負傷者のため、日本の医療機器メーカーから、台北市の病院に非固着性シリコンガーゼが寄付された。(富士システムズのフェイスブックファンページより、中央社)

台湾北部のテーマパークで先月27日に起きた爆発火災事故の負傷者のため、日本の医療機器メーカーから、北部・台北市の馬偕医院に非固着性シリコンガーゼが海を越えて寄付された。やけどした負傷者が、薬品を塗り替える際、一般のガーゼで起こる痛みと不快感を抑えることができる。

シリコンガーゼを寄付したのは、シリコン素材を用いた医療機器の研究開発、製造、販売を手掛ける富士システムズ株式会社(本社・東京)。同社の川口洋一郎社長は、2011年の東日本大震災の被災地に台湾から寄せられた支援に感銘を受け、同社の台湾代理店である明恵貿易を通じ、シリコンガーゼとともに温かい気持ちを届けたいと願うと表明、物資はすみやかに輸入許可を受け通関された。

同社のフェイスブックファンページには関連の書き込みに対し4万人以上のユーザーが「いいね!」を押し、たくさんの台湾のネットユーザーから、中国語、英語、日本語を使った感謝のメッセージが寄せられている。

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