対中国大陸事務を担う行政院大陸委員会(日本の省レベル)の夏立言主任委員(閣僚級)は2日、間もなく米国を訪問することを明らかにした。夏主任委員は、これは定例訪問であり、シンクタンクや米行政機関の人々と会見すると説明した。
米国のシンクタンク、ブルッキングス研究所が公表したところによれば、夏主任委員は米国東部時間13日、シンポジウム「台湾海峡両岸~これまでと今後の発展見通し(Relations across the Taiwan Strait: Retrospective and prospects for future development)」に出席、講演する。このシンポジウムは同研究所北東アジア政策研究センターのリチャード・ブッシュ所長が議長を務める。
訪問時期が中国大陸の張志軍・国務院台湾事務弁公室主任の訪米と重なることについて、夏主任委員は「単なる偶然」と答えた。