米国の対台湾窓口機関・米国在台湾協会(AIT)台北事務所は2日正午にレセプションを開いて米国の建国239年を祝った。Brent Christensen代理所長はあいさつの中で、台湾は米国の重要なパートナーである他、民主の成功例であり世界の善良なパワーだとし、引き続きサポートしていくに値すると称えた。Christensen代理所長はまた、先ごろ台湾北部の新北市にあるテーマパーク、「八仙楽園」で発生した粉塵爆発事故による被害者とその家族に対してお見舞いのメッセージを述べると共に、負傷者の1日も早い回復を祈った。
Christensen代理所長は米台関係の進展ぶりを詳しく紹介し、過去1年、従来からの分野における協力以外に、環境保護、自然災害などでの被災者支援、衛生、開発援助、人身取引摘発など、複数の国に跨る新たな議題にも共同で対応してきたことを説明した。
さらにChristensen代理所長は、6月に米国と台湾がグローバル協力訓練枠組み(GCTF=Global Cooperation Training Framework)」了解覚書を交わしたことは、台湾に地域と世界全体でいっそう建設的な影響力を発揮させることになると期待した。