2024/12/27

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馬英九総統、漢光31号演習「国防戦力展示」に出席

2015/07/06
抗日戦争勝利70周年を記念するため、国防部は4日、台湾北部・新竹県の湖口基地で「国防戦力展示」を行なった。馬英九総統が自ら観閲、来賓たちに手を振る。(中央社)

馬英九総統は4日午前、台湾北部・新竹県にある湖口基地で行なわれた、「漢光31号演習『国防戦力展示』」に出席し、「抗日戦争勝利及び台湾の祖国復帰70周年記念」活動を行う意義を説明した。

馬総統は、今年は「抗日戦争勝利及び台湾の祖国復帰70周年」にあたり、中華民国政府は抗日戦争に参加した元兵士たち127人をこの活動に招き、「抗日戦争勝利記念章」を贈ってこれら元兵士たちが国と民を守りぬいた貢献を称えると述べた。

馬総統は、8年間に及ぶ抗日戦争は中華民国政府が主導したものであり、抗日戦争勝利は中華民国国民政府軍事委員会の蒋介石委員長(当時)が全国の軍民を率いて勇ましく奮闘した成果で、この事実を改ざんしたり歪曲したりすることはできないと強調した。さらに、抗日戦争を記念する目的は勝利をひけらかすためではなく、戦争を防ぐためであり、恨みつらみを煽りたいのではなく、侵略行為を非難し、平和を追求したいがためだと説明した。

馬総統によると、4日の「国防戦力展示」は毎年一度実施する「漢光演習」の実兵検証の一環。馬総統は、今年が「抗日戦争勝利及び台湾の祖国復帰70周年」であることから中華民国軍はこれら二つの意義を結びつけて行なったのであり、「軍事力を見せつけたり、誰かと張り合おうとしているのではない」と述べた。

この活動には第二次世界大戦における「中華民国空軍米国籍義勇軍」のClaire Lee Chennault指揮官(台湾では敬意をもって「将軍」と呼ばれる)の孫娘であるNeil Calloway女史、「中華民国・米国空軍混合団(Chinese-American Composite Wing)」のHarold Javin上佐夫妻、及びかつて中華民国に協力して戦った米国の人々とその家族らも出席した。

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