乗客定員数世界最多の旅客機が19日午後4時40分、台湾北部、桃園市の台湾桃園国際空港に初着陸した。同空港では南滑走路の整備が終わり、スマート二層ボーディング・ブリッジ（搭乗橋）が新たに完成して初めて受け入れた旅客機となった。同機はアラブ首長国連邦のドバイを本拠とするエミレーツ航空のエアバスA380型旅客機。
エミレーツ航空は昨年2月に台湾路線を就航させ1年以上が経過するが、この路線の平均搭乗率は8割を超えている。今回特別にA380型機を台湾路線で運航させたが、今後搭乗の状況やA380型機の納機状況をみながら、定期的に台北に運航させることも視野に入れているという。