台湾の先住民族、パイワン族の伝統的な旋律を受け継ぐため結成されたPUZANGALAN(希望)児童合唱団はこのほど、全日本合唱連盟の招きを受け、31日に広島を訪問、8月1日と2日に行われる2015こどもコーラス・フェスティバルinひろしま(第29回少年少女合唱祭全国大会)で、日本各地やロシアなどから集まった合唱団17組と交流する。
パイワン族の子どもたちをメンバーとするこの合唱団は、台湾で唯一、招待を受け日本のこどもコーラス・フェスティバルに出場。
メンバーは小学校2年生から高校1年生まで、台湾最南端、屏東県の佳義小学校(瑪家郷)と磨児小学校(三地門郷)の生徒、および佳義小を卒業した中高生から成る。
このたび、日本で合唱する演目はパイワン族に伝わる歌。また1カ月をかけ日本の歌を7曲練習し、日本の合唱団と交流できることを期待している。