ワクチン製造の国光生物科技(国光生技、アディミューネ)は、先ごろ米国のプロテイン・サイエンス社から無菌充填を受託することで契約を交わしたと発表した。
プロテイン・サイエンス社は今後、米食品医薬品局(FDA)に対し、GMP(医薬品製造管理および品質管理規則)査察を申請、2016年初頭にもFDAが台湾の国光生技の工場を査察する。プロテイン・サイエンス社によれば、同工場がアジアで初の米FDAによるGMP認証を受けたヒト用ワクチン工場となる見通し。
国光生技は昨年、プロテイン・サイエンス社から、治験第Ⅲ相試験で使う4価インフルエンザワクチンの充填を受託し、良好な業績を上げている。