「台中を世界へ、世界から台中へ」――台湾中部、台中市は13日に開幕した香港の国際食品見本市「Food Expo 2015」にパビリオンを出展している。台中市政府の黄景茂秘書長は、市内で特産品などを扱う優良10社を取りまとめ、贈り物にも喜ばれる台湾ならではの食品を紹介している。台中市のパビリオンには香港や中国大陸の人々が大勢訪れ、台中の美食を味わっている。同市はこの見本市での売り上げ400万台湾元(約1,534万日本円)、今後の商機は約5,000万台湾元(約1億9,172万日本円)と見込んでいる。
26回目を迎えた香港の「Food Expo 2015」は、24カ国・地域の約1,200事業者が出展。台中パビリオンは都市のパビリオンとして最も人気を集め、たくさんのバイヤーや人々が引き合いなどに訪れている。同市経済発展局によると、今年は市で厳選した九久太陽食品、丰丹厳選本舖、菇神有限公司、薌園生技、零壹貳有限公司、啡堡有限公司、陳允宝泉食品、台湾棗道甜手作坊、小林煎餅、三風食品の有力・優良食品事業者10社を取りまとめ出展している。