2024/12/26

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経済

インベンテック、中国大陸企業と両岸用語対照辞典

2015/09/15
インベンテックの李詩欣董事長(右)と中国大陸・金山軟件集団の張宏江執行長(左)は14日、「台湾海峡両岸用語対照大辞典」を発表。(自由時報より)

インベンテック(英業達株式会社)の李詩欣董事長(会長)と中国大陸の金山軟件集団の張宏江執行長が14日、「台湾海峡両岸用語対照大詞典(辞典)」の発表会に出席した。インベンテックの自社ブランド「Dr. eye譯典通」と金山軟件傘下の「金山詞覇」とが提携、それぞれが両岸で長年にわたって推進してきた翻訳ソフトサービスを結合し、両岸で異なる用語の対照辞典を共同で編纂した。両岸の14億人が、両岸それぞれの習慣的な用語を対照する際の参考になるプラットフォームを目指す。

両社は半年間、合計100人近い編集者とプログラマーを動員して「両岸用語対照大辞典」を共同開発。両岸で常用される単語11万語を繁体字(台湾で使用される漢字)と簡体字(中国大陸で使用される漢字)対照で収録した。そのうち4万語は双方の編集部門が考証した権威ある解釈がなされている他、例文、発音も示されており、使用者は「Dr. eye」のウェブサイトもしくは金山の「iCIBA」サイトで検索が可能。さらに詳細な例文や解説が必要な場合は、相手方の公式ウェブサイトで調べるようサポートする形になっている。これにより、両岸の使用者が異なる単語を完全に対照できるサービスをいっそう広げていく。

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