モバイルデバイスによるオンラインショッピングの購買行動を調べたマスターカードの最新調査によると、アジア太平洋地域におけるモバイルショッピングの3大市場は順に中国大陸、インド、台湾だった。台湾では特にオンラインゲーム購入が人気で、モバイルショッピングに占めるオンラインゲーム購入の割合はアジアで1番多かった。
台湾の人々がモバイルショッピングで購入するのは、上位5位を順にみると、オンラインゲーム31%、モバイルデバイス用アプリ24%、割引が受けられるクーポン券23%、衣料・アクセサリー22.7%、スキンケア・化粧品14.7%となっている。
マスターカード台湾の陳懿文総経理によると、モバイルデバイスが普及しオンラインショッピングのプラットフォームが健全化されるのに伴い、台湾の消費者のモバイルショッピングは49%増という高い成長率を記録、伸び幅は2年連続でアジア太平洋地域でトップとなっている。このことから、台湾のモバイルショッピングの環境が相対的に整っていると同時に、計り知れない潜在力を持つことがうかがえる。