2024/12/26

Taiwan Today

経済

チャイナエアライン、台湾南部からの日本路線強化

2015/10/05
チャイナエアラインは今月25日、台湾南部の高雄と日本の熊本を結ぶ定期航空路線を開設する。写真は2日に台北松山空港で行われた発表会の様子。熊本県のマスコットキャラクター、くまモンがチャイナエアラインの職員たちと新路線開設をPRする。(中央社)

チャイナエアライン(中華航空)は日本向け路線のビジネスチャンス獲得に積極的に取り組み、現在毎週171便を運航するなど、台湾-日本路線で3割のマーケットシェアを有している。東京や大阪へはバスのように、毎日6便から7便を運航。このほど同社はさらに積極的に台湾南部の市場獲得に乗り出し、10月25日に南部の高雄と日本の熊本を結ぶ路線を開設するのに続いて、26日には高雄と日本の福岡、28日には同じく南部の台南と日本の大阪の間で新路線を就航させる。25日の高雄-熊本路線の一番機は「熊本雄賀」をテーマとし、特定のニーズを持つ市場の開拓に努める。熊本の「熊」と高雄の「雄」は中国語で発音が同じ。

機関投資家の推測によると、チャイナエアラインの売上げ全体に日本向け路線が占める割合は2割に達し、同路線は今年の売上げと利益拡大の重要な要素。チャイナエアラインの郭興長スポークスマンは、同社は日本・九州の観光資源の潜在力を高く評価しており、台湾南部から日本に向かう路線を積極的に開設することで、日本向け旅客をより多く獲得すると説明している。

チャイナエアラインが25日に就航させる高雄-熊本路線の一番機の航空チケットは5日に発売。一番機は、「熊本雄賀」をテーマにした二泊三日のツアーとなっており、熊本県の「営業部長」、くまモンが熊本空港で出迎えるという。

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