2024/12/27

Taiwan Today

経済

台湾企業10社が日本の農業商談展に参加

2015/10/07
展示品の携帯型残留農薬高速測定器。レストラン、スーパーマーケット、学校などでの使用に適しており、食の安全が管理できる。(中央社)

日本最大級の農業商談展、「国際農業資材EXPO」が、14日から日本・千葉県で開催される。行政院農業委員会(日本の農林水産省に相当、農委会)は、これを日本農業市場進出への絶好のチャンスととらえ、昨年は代表団を率いて同商談展に参加、1億台湾元規模(1台湾元=約3.6日本円)の生産効率向上を促進した。農委会は、今年も、農業科学技術企業10社を率いて、同商談展に参加する。出発に先立ち代表団は6日、農業科技(科学技術)研究院竹南院区(台湾北西部・苗栗県)で、記者会見を行い、大きなビジネスチャンス獲得に期待を寄せた。

「国際農業資材EXPO」は、日本最大規模の国際的な農業に関する資材、技術、貿易の商談展。昨年は、21か国・地域から1,424社が参加した。今年はさらに規模を拡大し、14日から3日間の開催で、25か国・地域の1,760社が参加する。

農委会は今年、財団法人農業科技研究院に委託して「台湾パビリオン」開催を呼びかけた。公開選考会を経て、10社が選ばれた。展示品は、農業用スプリンクラーヘッド、噴霧器、生物農薬、農産物保鮮剤、携帯型残留農薬高速測定器および各種農業機械、創意性と実用性を兼ね備えた商品などを含む。

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