台湾に交流のため訪れた日本の四日市青年会議所の会員約30人は11日、台湾北部の基隆市外木山大涼亭海岸で行われたクリーン作戦に参加した。同会議所は、東日本大震災の際の台湾からの思いやりと寄付に感謝し、自分たちも台湾のために何かしたいと考えたという。小川晃範理事長は「永遠の友人」、台湾ありがとうと高らかに叫んだ。
11日は早朝から、「永遠的朋友(永遠の友人)」とプリントされたTシャツを着た地元の雨港国際青年商会(青年会議所)の王俊琳会長や、四日市青年会議所の小川会長ら双方の会員に加え、一般市民50人余がクリーン作戦に参加、海風に吹かれながらごみや流木を拾い集め、1時間で45袋、508キログラムのごみを片付けた。
生まれて初めてのクリーン活動を台湾で経験した小川会長は、台湾の環境保護意識や心構えを記録し、日本にも伝えて行くとともに、次回もまたこのクリーン活動に参加したいと語った。あいさつを終えた小川会長が「永遠的朋友」と高らかに叫び、背中の文字を示すと、その場にいた人々から感動の熱い拍手が送られた。