野球の第8回BFA U-15アジア選手権が日本で開催され、台湾南部、高雄市立忠孝国民中学のメンバーを中心にした台湾代表チームが日本代表を2対0で下し優勝に輝いた。大会前に地元、高雄市の陳菊市長(中央)の激励を受ける選手たち。(高雄市政府サイトより)
アジア野球連盟(BFA)主催の15歳以下(U-15)の大会、第8回BFA U-15アジア選手権が日本の静岡県で開催され、台湾南部、高雄市立忠孝国民中学のメンバーを中心にした台湾代表チームが12日、日本代表を2対0で下し優勝に輝いた。台湾代表は今大会、5戦とも完封勝利をおさめ、順調に3連覇を果たした。
台湾チームの余政憲監督は試合を終え、選手に対して「おめでとう。今試合は投球、攻撃、守備いずれも日本を上回る素晴らしい出来だった。野球は一人ひとりが全力でつないでいくチームワークだ。あらためて3連覇おめでとう」と感動を語った。
余監督はまた、台湾と日本の実力は拮抗し、双方は激しい攻防を繰り広げたと強調、日本は何度も当たりの強い攻撃をみせたが、台湾の選手はあわてず落ち着いて一つひとつピンチを切り抜け、ヒヤリとする場面もあったが危なげなく日本を完封することができたと語った。