行政院環境保護署(日本の環境省に相当)は19日、符樹強副署長率いる代表団がベトナムで18日から20日までの3日間行われている、「汎太平洋気候変動適応国際作業部会」に出席し、各国の代表や気候変動の専門家と技術面および実務面での交流に取り組んでいると発表した。
同署によれば、東南アジアと太平洋地域の国々は、気候変動の影響を最も深刻に受ける地域の一つ。環境保護分野での国際交流強化を目指し、符副署長ら代表団はハノイでの会議に出席、斬新な思考を通じた台湾の政府の気候変動適応策の推進を期待しつつ、国際社会と互いに協力し合い、効果的な行動や態度について話し合う。
同署は、今回の作業部会では、出席している各国の代表と、気候変動適応に向けたパートナー関係となるべく、支持が得られるよう取り組み、同時に国際社会における実質的な地域協力関係を着実にしていく方針だ。