2024/12/27

Taiwan Today

政治

行政院長、華僑が中華民国と世界との架け橋になるよう期待

2015/10/26
毛治国行政院長(写真)は24日、「2015年僑務委員会議」に出席。晩餐会でのあいさつでは、華僑が中華民国と世界との架け橋になるよう希望した。(行政院サイトより)

毛治国行政院長(首相)は24日、台北市内のホテルで行われた「2015年僑務(華僑業務)委員会議」に出席した。毛行政院長は晩餐会で、中華民国(台湾)が発展する過程において、海外の華僑は非常に重要な役割を果たしたと評価。その上で毛行政院長は、政府が現在最も重要視しているのは世界の経済統合へ積極的に参与していくことであり、華僑同胞が強い影響力を発揮し、それぞれが暮らす国の政府と台湾との経済協力関係確立を助け、様々な地域の経済協力組織に対する台湾の参与をサポートしてくれることに期待すると述べた。

毛行政院長は、華僑同胞の代表たちが世界各地から帰国して「僑務委員会議」に参加し、政府への提言を通じて国家の進歩と発展を促していることに感謝。国が必要とする時、常に身をなげうって政府を支持するのが華僑同胞だと称えた。一方で毛行政院長は、自身が行政院副院長(副首相に相当)を務めていた時期にベトナムで発生した暴動事件を例に挙げ、華僑社会が政府の助けを必要とする時、政府は必ず全力でこれを支援すると強調した。毛行政院長によれば、この事件への対処では外交部(日本の外務省に相当)、経済部(日本の経産省に相当)、交通部(日本の国交省に類似)以外に、僑務委員会(日本の省レベルに相当)も積極的に取り組んでおり、毛行政院長は、この事案は華僑社会と海外で展開する台湾企業が政府の助けを必要とする時、政府が皆を失望させないことを証明していると述べた。

毛行政院長は最後に、華僑同胞は海外で長年生活しながらも心は台湾という土地につながっているとして、最高の敬意と謝意を改めて示した。そして、中華民国が世界へと発展し、前進していく中で、華僑団体のリーダーたちがこれからも中華民国と世界を結ぶ架け橋となり、中華民国の永続的な発展のために共に努力してくれるよう希望した。

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