2024/12/27

Taiwan Today

経済

台開が日本の研究者と提携、IoT研究所を台日で開設へ

2015/10/27
台湾土地開発はIoTの専門家である日本の坂村健・東京大学大学院教授(左)と協力し、台日双方にモノのインターネット研究所を開設する。(中央社)

大手デベロッパーの台湾土地開発(台開)は、モノのインターネット(IoT)のコンセプトにいち早く取り組んできた日本の研究者、坂村健さん(東京大学大学院教授)と協力し、台湾と日本の東京の双方に、モノのインターネット研究所を開設する。台湾や日本をはじめ、各国の学生の学びの場とし、IoTについて学んだことを将来的に各産業に応用していって欲しいとしている。

台開と坂村さんは、離島の金門島でも金門風獅爺商店街(ウィンド・ライオン・プラザ)のスマートモールで協力、この施設は先ごろ、実地検査に合格したばかり。台開は台湾初の「ゴールド級スマート建築マーク」を取得した企業となった。

坂村さんはまた、2020年東京五輪の情報統合を担う部門の長を務める。坂村さんはIoTテクノロジーを使い、スイッチがなく、内部はすべて無線環境で、リアルタイム、無線、センサーを軸に、タッチコントロールデバイスや配線も必要ない家屋を建てた。こういった最先端のテクノロジーは、安全で省エネルギー、快適・便利、持続可能な発展といった4つのトレンドを満たすことを強調している。

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