フランス・パリの市街地における複数の場所で13日深夜、銃撃、爆発、人質立てこもり事件が発生し、多数の死傷者が出た。馬英九総統は知らせを受けると直ちに、中華民国政府と国民を代表して暴力を強く非難。同時に、死傷者とその家族に対して心からの哀悼とお見舞いの意を表した。外交部(日本の外務省に相当)も事件発生後、直ちにフランス在台湾協会(フランス大使館に相当)に電話でお見舞いのメッセージを伝えた。また、駐フランス代表処(中華民国大使館に相当)を通じてフランス外務省にも同様のメッセージを伝えている。
同事件を受けて外交部は直ちに緊急対応メカニズムを発動。現在までのところ国民が事件に巻き込まれたとの情報は無い。
外交部は、渡航に関する注意のメッセージを発表しており、フランスに滞在している国民は常に旅の安全に留意し、必要が無ければパリには出かけないよう呼びかけている。外交部はまた、同事件の今後の動向を引き続き注視していくと共に、国民が事件の影響を受けていないか確認を続け、領事業務に関する情報も随時更新して国民に伝えていくとしている。