2024/12/26

Taiwan Today

経済

APEC首脳会談出席の蕭前副総統、米国務副長官と会談

2015/11/17
中華民国を代表しAPEC首脳会議に出席する蕭萬長前副総統(右)は16日、開催地のフィリピン・マニラで米国のアントニー・ブリンケン国務副長官(左)と2者会談を行った。(APEC代表団提供、中央社)

中華民国の馬英九総統を代表してアジア太平洋経済協力会議(APEC)第23回首脳会議(AELM)に出席する蕭萬長前副総統は16日午後、開催地、フィリピンのマニラで米国のアントニー・ブリンケン国務副長官と2者会談を行い、双方が関心を寄せる議題について広く意見を交換した。

蕭前副総統は会談で、米国が「台湾関係法(米国内法)」に基づき、中華民国に長期にわたり友好的な支持と安全保障をめぐる約束を守り続けていることに感謝すると述べた。双方はともに、台米間の緊密な友好関係と堅実で安定した関係を高く評価した。また蕭前副総統は、台湾が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の次の交渉に参加したいとの意欲を伝え、台湾のTPP加盟は台米のいずれにとってもメリットとなるものだと表明した。

さらに蕭前副総統は、先ごろの馬英九総統と、中国大陸の最高指導者、習近平氏との台湾海峡両岸首脳会談の主な意義は、台湾海峡の平和をさらに強固なものとし、安定を維持し現状をよりよくするものだと指摘、米国がこの両岸首脳会談を前向きに評価したことに謝意を示した。

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