2024/12/27

Taiwan Today

経済

両岸商品貿易協議第12回交渉、21日から台北で開催

2015/11/17
台湾と中国大陸は21日から23日にかけ、台湾北部のグランドホテル台北において、「台湾海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)」商品貿易協議(協定)作業チームの第12回会議を開く。写真は会場の台北圓山飯店。(客家委員会)

台湾と中国大陸は21日から23日にかけ、台湾北部の台北市にある台北圓山飯店(グランドホテル台北)において、「台湾海峡両岸経済協力枠組み協議(協定、ECFA)」商品貿易協議(協定)作業チームの第12回会議を開く。双方は引き続き両岸商品貿易協議(協定)の締結を目指し交渉を進める。

両岸商品貿易協議は、ECFA第3条に基づき行われるECFAの後続協議であり、2011年2月22日に両岸経済合作委員会(経合会)第1回会議が開かれて以来、これまで11回にわたり作業チームによる交渉が行われている。9月28日から29日にかけ行われた前回の11回会議では、双方が同協議の締結に向け取り組みを加速するとの決意をあらためて表明、年末の妥結を目指す。

双方は、市場開放の理念に基づき、産業協力、相互補完、互恵を目標としている。市場開放では原産地規制の厳格化が見込まれる。また、双方の市場開放が両岸関連産業に及ぼし得る衝撃などの原則を考慮し、各自が関心を寄せる品目について討議し、また台湾側が要求する中小企業と伝統産業、パネル、自動車、石油化学、工作機械など台湾側の輸出にメリットのある項目について、産業の利益状況を見直す。

今回の交渉では主に、市場開放に伴う税率低減と、合意が待たれる条文について話し合われる。

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