中華民国科技部(日本の文部科学省に類似)とフランスの科学アカデミーは25日(現地時間)、第17回台湾フランス科学賞(Prix de la Fondation scientifique franco-taiwanaise)の授賞式を行った。受賞したのは台湾の物理学者、張亜中さんとフランスの物理学者、モニーク・コンベスコさんで、2人は長年にわたり量子と粒子の多体理論モデル研究において上げた成果が評価された。
資料によると、張さんとコンベスコさんの主な共同研究の成果は、有限温度での複合量子・粒子をめぐる多体理論モデルの拡張である。