世界銀行による「ビジネス環境の現状(Doing Business 2016)」報告書が再び台湾における電力供給の効率と品質を高く評価した。「電力事情(Getting Electricity)」ではドイツ、スイス、シンガポールなどの先進国を上回り、二年連続で世界2位と評定された。
「ビジネス環境の現状」報告書は世界銀行が189の経済体を対象に、事業設立、建設許可取得、不動産登記、資金調達、投資家保護、納税、貿易、契約執行、破綻処理、電力事情の10項目の指標でビジネスのしやすさを評価したもの。中華民国(台湾)の総合ランキングは世界11位で、昨年の19位から8ランク上昇した。