アジア太平洋地域のICT(情報通信技術)分野における「アカデミー賞」とも言われる、アジア太平洋ICT連盟(APICTA)アワードは今年、11月下旬にスリランカの首都コロンボで行われた。中華民国(台湾)からは12チームの16点が出品され、192チームが参加する中、金賞4つ、銀賞2つを獲得、金賞の数と受賞率は参加各国の中でトップだった。台湾はまた、2016年の開催権を獲得、来年12月の資訊月(ITマンス)のイベントと協力して盛大に行われる予定だ。
APICTAは1999年にマレーシアのクアラルンプールで結成され、現在ではアジア太平洋地域の20エコノミーのICT産業の業界団体がメンバーとなっている。台湾は2013年に正会員となった。今回は業界と政府の協力で、来年のAPICTAアワードの開催権を獲得、これはAPICTAの各メンバーの台湾のICTの能力に対する高い評価を表すものでもある。