経済部（日本の経済産業省に相当）で8日、「第27回台湾・欧州連合（EU）経済貿易会議」が開かれた。同部の卓士昭政務次長（副大臣）とマウロ・ペトリチオーネ欧州委員会貿易総局次長が議長を務めた。今回の会議では、「貿易の技術的障壁（TBT）」、「衛生・動植物検疫（SPS）」、「知的財産権（IPR）」、「薬品（PHARMA）」の4つの作業部会の作業状況と対EU輸出有機農産物認証、EUの台湾製太陽電池に対するアンチ・ダンピング調査、投資協力、通信協力、サービス業協力、政府調達などが議題として上げられた。
台湾・EU経済貿易会議は、台湾とEUの貿易経済協力を推進する主なプラットフォームとして、台湾の貿易体制の国際化と海外からの投資誘致に貢献している。双方は今後も同会議を通じて、2者間の貿易投資関係にてこ入れを行っていく。