行政院(内閣)は16日、教育部と労働部(それぞれ日本の省レベル)がビッグデータ分析を使ってまとめた「2010~2011学年度大卒(高専卒も含む)以上初任給ビッグデータ解析」と「大卒(高専卒も含む)以上就業状況分析」レポートを発表した。関連資料は参考としながらも引き続き内容検討を定期的に行い、政府の青年就業支援政策を策定する際の根拠とする。
教育部によれば、産業別分布をみると、製造業が就業の成長を押し上げ就業機会を創出するけん引力となっている。このうち5大製造業(非鉄金属、金属製品、電子部品、コンピュータ・電子製品、光学製品、機械設備)別に賃金を見てみると、半導体を中心とした電子部品業は輸出競争力が高く、全日制の各レベルの卒業生の初任給が、他の4つの製造業を上回っていた。