経済部(日本の経済産業省に相当)工業局、同部通信産業発展推進小委員会が主催する通信デバイスのデザインを学生が競う「2015モバイルヒーローズ通信コンテスト」の授賞式が16日、台湾北部、台北市のTAF空軍総司令部イノベーション基地で盛大に行われた。14年目の今年は、コンテストの賞金総額が300万台湾元(約1,109万日本円)超に達し、すべて企業の賛助によるものとなっている。参加総数は345チーム、1,017人。
各部門で優勝したのは、スマートシティ応用サービスデザイン部門がサイクリング用スマートグラス「ChaseWind」、聯発科技(メディアテック)モノのインターネット/ウェアラブルデバイス開発部門が私立南台科技大学の「LinkItクラウド無人機飛行安全制御プラットフォーム」、ソフトウェア定義ネットワーク(SDN)イノベーション応用部門が国立中央大学の「SDNを基盤としたサービス機能チェーンとネットワークリソース管理メカニズム」、4G/B4Gスマートデバイスアンテナデザインが国防大学の「ノートパソコンヒンジ設置型LTE/WWAN/WLAN MINOトリガ発生器アンテナデザイン」となっている。