2024/12/27

Taiwan Today

外交

台米の軍事的安全保障に関する協力関係は過去最良=馬総統

2015/12/18
今年6月、馬英九総統(右)が米国のリプキン国務次官補(経済・商務担当、左)と会見した時の様子。今年は米国の政府高官も相次いで台湾にやってきた。(行政院サイトより)

馬英九総統は17日午後、呉敦義副総統と共に総統府で、行政院(内閣)、立法院(国会)、司法院(最高司法機関)、監察院(最高監察機関)、考試院(日本の人事院に相当)の「五院」正副院長及び秘書長と茶話会を行なった。

中華民国(台湾)の対外関係について馬総統は、中華民国は国際社会において「実務的、尊厳の堅持、自主、柔軟性」を原則とした「活路外交」の推進に努めているとした上で、米国が17日深夜に18億3000万米ドルに及ぶ武器を台湾に売却すると発表したことに言及。馬総統は、米国との国交断絶以来、米国からの武器買い付け項目の最も多いケースだとして、中華民国と米国の軍事的安全保障に関する協力関係が過去最良であることの表れだと評価した。

馬総統はさらに、米国との関係が良好であるのみならず、中華民国は友好国と国際社会の尊敬を勝ち得ていると強調、中華民国に入国ビザ免除やランディングビザ発給の措置を提供する国・地域の数は、自身が総統に就任する前の54から現在では158に増えたと説明した。馬総統は、これは台湾のイメージと中華民国の国民の素養が世界で評価されていることの証だと述べた。

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