長年にわたる台湾社会への大きな貢献を表彰するため、馬英九総統はきょう21日、外国籍の宗教関係者12人に対し、紫色大綬景星勲章を授与し、政府と国民の心からの感謝を表す。
総統府は21日、今年の外国籍宗教関係者の叙勲式を行う。総統府によると、叙勲を受ける12人はオランダ、カナダ、スペイン、イタリア、フランス、スイス、アメリカなどそれぞれ異なる国から来台し、さまざまな階層やへき地など台湾社会の隅々に入り込み、黙々と弱者を思いやり手を差し伸べ続けている。台湾への貢献は40年以上、半数は半世紀を超え、長い人は68年にも及び、早くから台湾を第二の故郷としている。
総統府は、馬総統の叙勲はこれら外国籍の宗教関係者に対する台湾への無私の奉仕を評価し感謝するだけでなく、多くの人々に善行を知らしめ、台湾精神を脈々と伝えていくためだと説明している。