行政院（内閣）が今年9月10日、インドネシアのスラバヤに台北経済貿易弁事処（Taipei Economic and Trade Office in Surabaya：領事館に相当）を新たに設けることに同意して以降、外交部（日本の外務省に相当）は開設準備に積極的に取り組み、今月6日には初代処長の蕭勝中氏も赴任した。18日には同弁事処のプレート（看板）除幕式を行い、21日に対外的な業務が正式に始まった。
駐スラバヤ弁事処が管轄する区域は、東ジャワ州、スラウェシ島、バリ島、ロンボク島、モルッカ諸島、パプア州及び東インドネシア諸島地区。スラバヤ弁事処は運営開始後、管轄区域内で暮らす中華民国（台湾）の国民とインドネシア人労働者に関する領事業務を行なう他、中華民国と同区域との経済貿易、教育、観光、文化など各分野での連絡を強化し、相互交流と協力関係の促進に努める。