民国105年(2016年)の申年を迎えるため、総統府は馬英九総統夫妻、及び呉敦義副総統夫妻のグリーティングカードを制作し、馬総統並びに呉副総統の新年のお祝いを伝えることにした。総統府によると、馬総統夫妻のカードでは、「十大傑出青年」に選ばれた画家、李柏毅(Leland Lee)さんの作品『我愛台湾(Eye Love Taiwan)』が採用された。
カードの裏側では、自閉症を患いながら2013年の「十大傑出青年」に選ばれた李柏毅さんは、小さい頃から絵を描くことで、心に秘めた色とりどりの世界を表現していると説明。そのタッチは温もりにあふれ、心がこもっており、フランシスコ・ローマ法王でさえその絵に感動して李さんに接見、幸せを祈ったと綴られている。総統府によると、馬総統夫妻と呉副総統夫妻のグリーティングカードの電子版は、「総統府全球資訊網(総統府の公式ウェブサイト)」のトップページ(http://www.president.gov.tw)にある「総統府看板」に掲載されている。リンク先を転送する方式で同グリーティングカードを送ることが可能で、馬総統夫妻並びに呉副総統夫妻の祝福を分かち合えるという。