馬英九総統は24日午前、台湾桃園国際空港における北側滑走路の修繕工事完了及び供用再開の式典に出席、関係部署と施工に当たった関係者を労うと共に、空港の運営と中華民国(台湾)の観光業発展に向けて各界が引き続き努力するよう期待した。
馬総統は、台湾桃園国際空港は近年、ハードとサービスの質の面で明らかな進歩を遂げ、世界からの高い評価が相次いでいると強調。国際空港評議会(Airports Council International, ACI)による「エアポート・サービス・クオリティ・アワード(Airport Service Quality, ASQ)」で、同空港は2012年に10位、2013年に3位、2014年には2位(旅客輸送量2500万人から4000万人サイズの空港が対象)と評価されていると説明した。馬総統はまた、同空港は今年初め、イギリスの航空サービスリサーチ会社、スカイトラックス(Skytrax)社が発表している「世界最優秀空港サービススタッフ(The World’s Best Airports Staff )」及び「アジア最優秀空港サービススタッフ(Best Airport Staff in Asia)」の二部門でトップになったことも紹介。国際空港評議会が今年8月に公表した最新データによると、台湾桃園国際空港は初めて香港国際空港を抜き、空港の運営効率で世界一(the most efficient airport)の栄冠に輝いている。馬総統は、世界の代表的な空港の仲間入りを果たしたことの証であり、同空港はもはやかつての「劣等生」ではないと強調した。