経済部(日本の経済産業省に相当)は南部の産業の発展を強化し、産業を横断した統合を進めるとともに、良好な就業環境を整え、産業の最適化とモデルチェンジを促すため、「生産力4.0南部推進弁公室」と「砂鋳型3Dプリント運営サービスセンター」を開設し、台湾の産業が高付加価値化に向け発展していくことを期待する。
高雄は国内の製造業の重要拠点であり、「生産力4.0計画」の推進を通じ、産業の高度化とモデルチェンジ、競争力向上を目指すため、この地に「生産力4.0南部推進弁公室」を設置することで、地域の別なくこの目標達成に向けた動きを加速できるとみられる。26日に正式に開設された「砂鋳型3Dプリント運営サービスセンター」は、産業のイノベーションや研究開発の能力を高めるとともに、製品メーカーと金型メーカー、加工メーカー、材料メーカーなど川上、川中、川下を結ぶ新しい産業体系の構築を促し、競争力ある金型製造業の産業モデルを打ち立て、将来的には同産業を引き続き刷新するとともにモデルチェンジや高度化を推し進めていくことを目指す。