2024/12/27

Taiwan Today

経済

次世代の幸福度指数、台湾がアジア太平洋地域でトップ

2016/01/07
マスターカードの「次世代幸福度指数調査」によると、中華民国(台湾)の次世代の人々の幸福度指数は80.0と調査対象の中で最高だった。写真は有機農法を学ぶ次世代を担う子供たち。(中央社)

マスターカードが初めて行った「次世代幸福度指数調査(MasterCard’s first Next Generation Well-Being Index)」の結果によると、中華民国(台湾)の次世代の人々の幸福度指数は80.0と調査対象の中で最も高く、アジア太平洋地域の平均値55.6を大幅に上回り、最も幸福な国となった。また、次世代の経済や健康、ストレスといった各項目についても、台湾の人々が極めて楽観していることが明らかになった。

マスターカードが行ったアジア太平洋地域の17市場の幸福度指数調査によれば、台湾は80.0と調査対象の中で最も高く、韓国が71.8、香港が69.3でこれに続いた。この結果から、台湾の人々が2000年以降に生まれた次世代にとって将来がよりよいものになると信じていることが分かる。また、指数を構成する各項目でも調査対象の中で上位を占めた。特に、先進地域と比べると、台湾の人々は次世代の「経済、全体的な健康、仕事のストレス、家庭のストレス」といった項目について極めて楽観的で、これらの項目すべてで先進地域の平均値を大幅に上回った。

この調査は昨年2015年5月から6月にかけ、アジア太平洋地域の17市場を対象に行われた。18歳から64歳までの8,718人に向け、各国の社会の現状と今後の見通しを踏まえ、2030年に30歳になる次世代について楽観的か悲観的かでその将来を指数で予測するもの。

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