馬英九総統は9日午前、台湾北部、新北市で行われた「淡江大橋二次入札分工程着工くわ入れ式典」に出席した。馬総統はあいさつで、自身の任期内に金門大橋(離島・金門)と淡江大橋の着工が実現したことに加え、台湾海峡両岸には海を越えた平和の橋を架け、この3つの橋はタイミングにおいても質的にも目標を達成することを心から期待すると語った。
馬総統はまた、淡江大橋が竣工すれば、通行する自動車が約25分間の時間を短縮できるだけでなく、年間約326万リットルのガソリンを節減、さらに削減できる二酸化炭素(CO2)排出量は年間約7,300トンに上ると指摘した。また、より重要なことは、橋の設計で美しい淡水の夕陽の光景を保つとともに、世界的に著名なモダンダンスカンパニー「雲門舞集(クラウドゲイト・ダンスシアター)」も近くに本部を構え、この大橋により高い付加価値がもたらされることだと語った。