中華民国対外貿易発展協会(TAITRA 台湾貿易センター)は14日、年次記者会見を開催。同協会の梁国新董事長(会長)は席上、今年の世界経済は緩やかに成長するとして、台湾の輸出も昨年を上回り、約2%から2.3%成長すると予想した。また、同協会は具体的かつ革新的な取り組み3項目で、台湾企業の市場開拓を後押しする。
梁董事長は、世界の主な市場での経済予測では今年の世界経済は緩やかに成長すると見ているとした上で、対外貿易発展協会が海外のバイヤー並びに台湾の輸出企業1000社を調査した結果、台湾の今年の輸出は昨年を上回り、約2%から2.3%の成長が見込めることが分かったと説明した。海外への市場開拓ミッションや海外バイヤーの招待、専門的な見本市の開催など従来型の取り組み以外に、同協会では新たな一年に、デジタル化されたピンポイントのプロモーション、新たなモデルによる新興市場の開拓、顧客に合わせたオーダーメイドの輸出サービスという具体的かつ革新的な3項目の取り組みにより、台湾の企業の海外市場開拓に協力していくという。