中華民国（台湾）の駐カナダ大使館に相当する、駐カナダ台北経済文化代表処は、台湾とカナダの間の情報通信技術（ICT）協力覚書を更新し、今月21日以降5年間さらに継続すると発表した。
中華民国科技部（日本の省レベル）とカナダ産業省通信研究センター（CRC）は、ICT分野での協力を通じ、それぞれの通信産業や研究開発技術の向上を図るとともに、人材交流と育成に貢献すべく、ともに覚書の内容を執行する。
覚書は今月15日、カナダのオタワで呉栄泉・中華民国駐カナダ代表（駐カナダ大使に相当）と、CRCのセンター長、ジャン＝リュック・ベリュベ氏が、同21日には台湾北部の台北市でカナダの駐中華民国大使館に相当する、カナダ駐台北貿易弁事処（CTOT）のマリオ・セント＝マリー代表（大使）と中華民国科技部の徐爵民部長（大臣）が、それぞれ両国において署名した。
科技部とCRCは2001年からさまざまなテーマの研究計画と人材育成計画で協力しており、密接な協力関係を維持している。