行政院(内閣)の毛治国院長(首相)が辞任したことに伴い、張善政副院長(副首相)が院長に就任することが確定した。25日午後には国家発展委員会(省レベル)の主任委員(閣僚級)を務める杜紫軍氏が後任の副院長となることが発表された。張新院長はさらに、内閣は今後4カ月の間、5月20日に誕生する新政権ともしっかり意思疎通を図っていくとし、「持ち場を守り、すべきことを成し、手を携え心を同じくし、未来に向かって前進する」と表明した。
張善政新院長は25日午後、行政院で記者会見を開き、国家発展委員会の主任委員を務める杜紫軍氏が行政院副院長を引き継ぐほか、国家発展委員会の主任委員は大陸委員会副主任委員の林祖嘉氏が、金融監督管理委員会と農業委員会の新しい主任委員は、副主任委員を務める王儷玲氏と陳志清氏がそれぞれ引き継ぐ内容の閣僚人事を発表した。