世界の汚職や腐敗を監視するドイツのNGO、「トランスペアレンシー・インターナショナル(TI)」が27日発表した2015年の「腐敗認識指数(CPI)」によると、台湾の「清潔度(最高100ポイント)」は62ポイントで世界30位と、前年の35位から前進した。1位のデンマークは2年連続トップで、満点100ポイントのうち91ポイントを獲得した。
CPIレポートによると、台湾は2014年、61ポイントで35位、2015年は62ポイントでポーランドと並ぶ30位となり、アジアではシンガポール(8位)、香港と日本(ともに18位)に次ぐ評価を受けた。
フランスのAFP通信によると、調査対象となった168カ国・地域のうち、3分の2が50ポイントに満たなかった。