訪日中の台湾北部・台北市の柯文哲市長は28日、神奈川県横浜市の「原鉄道模型博物館」で行われている「台湾の鉄道展(1月16日~3月17日)」を視察した。また横浜市議会の立ち合いのもと、台北市消防局の呉俊鴻局長が台北市を代表し、横浜市と防災分野での協力覚書(MOU)を交わした。
柯市長は、台北市と横浜市は2006年にパートナー都市協定を交わしてから10年間、密接な交流を続けてきたと表明した。今回の横浜訪問は柯市長の市長就任以来初めて。
台北市と横浜市は芸術家やスポーツなどさまざまな分野で交流を重ね、台北市にとって他の日本の都市より密接な関係を結んでいる。柯市長は、日本の人々に向け、2017年に台北で行われるユニバーシアード競技大会への参加を心から招請するとしつつ、台北と日本はとても近いため大会が行われる前にも台北市に観光に来てほしいと語った。