第9期立法院(国会)は1日午前に予備会議を開き、新たな立法院長(国会議長)の選挙を行った。その結果、最大野党・民進党籍の立法委員(国会議員)、蘇嘉全氏が立法委員の同意票74票を獲得して立法院長に当選した。民進党籍の立法院長は中華民国史上初めて。
蘇嘉全氏は、立法院は今後、人々の利益と期待を国会改革の方向とし、国と民に有利な法案に重点を置いていくと述べると共に、支持してくれた立法委員に感謝し、自身に投票しなかった立法委員に対しても最高の敬意を示した。蘇氏はまた、立法院長の選挙では各党派にいずれも支持対象があるとした上で、自身を支持するかどうかに関わらず、立法院ではこれから団結し、協力して、国家と社会のために正しいことをしていこうと呼びかけた。