国際的な市場調査会社、ユーロモニター・インターナショナルはこのほど、「世界の旅行先都市トップ100（Top 100 City Destinations Ranking）」を発表した。アジアの都市の多くが上位に入り、香港が5年連続でトップとなった他、台北市が堂々15位にランクインし、日本の東京を上回った。
米国のニュース専門ケーブルチャンネルCNNは同ランキングを引用し、台北市は2014年に延べ860万人が訪れたと紹介。観光スポットとしては、世界屈指の規模の国立故宮博物院などがあると説明した。一方で、台湾の人たちが大好きな日本の首都、東京は延べ599万人で、台北市の7割にも及ばず25位に止まった。
その他のアジアの都市では、シンガポールが3位（延べ1709万人）、タイのバンコクが4位（同1625万人）、マカオが6位（同1497万人）、中国大陸の深圳が7位（同1310万人）、マレーシアのクアラルンプールが10位（同1163万人）、韓国のソウルが13位（同939万人）、中国大陸の広州が16位（同820万人）、タイのプーケットが17位（同810万人）、タイのパタヤが19位（同643万人）、中国大陸の上海が20位（同640万人）だった。