財団法人資訊工業策進会(III トリプルアイ)の産業情報研究所(MIC)が実施した「携帯アプリ消費者調査分析」で、携帯アプリの消費者が毎日使用するアプリのカテゴリーでは「ソーシャルネットワーキング」が80.9%で最高で、次いで「ゲーム」(35.3%)、「生活サービス」及び「情報」(31.8%)、そして「エンターテインメント」(30.1%)だったことがわかった。
MICによると、毎日起動する回数が最も多いアプリの上位5位は、LINE、Facebook、YouTube、WeChat、Instagramなどの「ソーシャルネットワーク」アプリ。MICは、台湾における携帯電話使用者の「ソーシャルネットワーキング」アプリへの粘着度は極めて高く、LINE、Facebookなどを通じて行なう交流活動はすでに生活する上での「常態」になったと指摘している。
MICの劉佳苹産業アナリストは、携帯電話はもはや通話のツールだけにとどまらず、様々なアプリによるサービス、並びに携帯電話が場所や時間の制限を受けない特性により、消費者の交流、娯楽、生活情報、ショッピングなどのニーズを24時間満たすものとなっており、使用者の生活の重心もパソコンから徐々に携帯端末へと移りつつあると分析した。