台湾の人たちは旧正月休みを利用した海外旅行を好む。内政部(日本の省レベルに相当)移民署の統計によると、「小年夜(旧暦大晦日の前日、今年は2月6日だった)」から旧正月5日目の2月12日までの出入境(国)者数は延べ109万3968人で、昨年の同時期と比べて延べ12万人あまり増えた。
移民署が13日に明らかにしたところによると、今年の旧正月休みは9日間と長く、この休日を利用して海外旅行をした国民の数は過去最高を更新した。
移民署によると、2月6日から12日までの出入境(国)者数は延べ100万人を超えて延べ109万3968人となり、昨年の同じ期間における延べ97万3005人から延べ12万人あまり増えた。そのうち台湾桃園国際空港(台湾北部・桃園市)が延べ83万2622人で、全国の通関旅客数の76.1%を占めた。
移民署の統計では、昨年の旧正月休みで、1日の出入境(国)者数が最も多かったのは旧正月5日目の延べ16万6864人。今年は「小年夜」に延べ16万8940人に達して記録を更新しただけでなく、旧正月5日目にはさらに延べ17万821人を記録した。
移民署では旧正月6日目(2月13日)から7日目(2月14日)にかけて、1日の出入境(国)者数は延べ17万5000人に達すると見ており、そのうち台湾桃園国際空港で延べ13万5000人を予想している。