インテリジェント・コミュニティ・フォーラム(ICF)は10日、2016年度の世界の「スマート都市」トップ7のリストをインターネット上で公表し、台湾北部の新北市と新竹県が選ばれた。その他の5都市は、カナダ、ドイツ、ニュージーランドの都市だった。新北市は昨年に続くトップ7入りを果たした。
米国ニューヨークに本部を置くICFは昨年10月に世界の数百の都市から「スマート21」として21都市を選出。中華民国(台湾)からは新北市、北部の桃園市、新竹県、南部の高雄市、南東部の台東県の5都市が選ばれた。5都市選ばれたのはアジアで最多。
専門家らはさらに各都市におけるブロードバンドのインフラ整備状況、ナレッジベースの作業環境、政府と民間でのイノベーション、デジタル機会の平等、持続可能な発展、及びイニシアチブの方式の6つの条件に基づいて審査を行い、21都市からさらに優れたトップ7都市に絞り込んだ。
ICFは6月に昨年のスマート都市のトップとなった米オハイオ州コロンバスにおいて、2016年度の最優秀スマート都市を発表する。