今年の「2016年全民防衛動員及び災害防救演習(民安2号演習)」が3月3日より、全国11地区で相次いで実施される。それぞれの地区で発生する恐れのある潜在的な災害の特性に対し、地震、台風、洪水、及び重大な災害(火災、爆発など人為的なものも含まれる)などの複合災害を想定した防災訓練を実施する。
国防部(日本の防衛省に相当)は17日、「民安2号演習」では災害防止と救助の演習を結合し、「動員、戦力協調、防災」が一体となった会議による合同運営メカニズムを用いて、政府、軍、警察、消防、民間の各資源を統合した演習を行なうと説明した。演習は3月から4月にかけて、台湾北部、中部、南部、東部、離島の澎湖県、金門県、連江県の11地区で実施する。